広島の紅葉ガイド|宮島・縮景園・三瀧寺の見頃とアクセス

English version → Autumn Leaves in Hiroshima (English)
11月の広島は、もみじが一気に色づく季節です。宮島の紅葉谷公園はもちろん、広島駅から歩いて行ける日本庭園や、電車で少し足をのばした山あいのお寺でも、見事な紅葉に出会えます。
こんにちは。広島で民泊「Ao Base」を営んでいる Ao と Rieko です。この記事では、広島で紅葉を楽しめる3つのスポットについて、例年の見頃、アクセス、混雑を避けるコツをまとめました。秋の広島旅行の計画にお役立てください。
広島の紅葉の見頃はいつ?
広島市周辺の紅葉は、例年11月上旬ごろから色づき始め、11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。ただし、その年の気温によって1週間ほど前後することもあるので、お出かけ前に紅葉情報サイトで最新の色づき具合を確認しておくと安心です。
ウェザーニーズの2026年の予想では、宮島の見頃は11月19日ごろから、縮景園は11月25日ごろからとなっています(2026年10月下旬時点の予想)。
| スポット | 例年の見頃 | 料金 | 広島駅からのアクセス |
|---|---|---|---|
| 紅葉谷公園(宮島) | 11月中旬〜12月上旬 | 無料 | JR+フェリーで約45分 |
| 縮景園 | 11月中旬〜下旬 | 一般350円 | 徒歩約15分 |
| 三瀧寺 | 11月中旬〜12月上旬 | — | JR可部線「三滝駅」から徒歩約20分 |
宮島・紅葉谷公園|広島を代表する紅葉の名所
その名のとおり「もみじの谷」。嚴島神社の裏手、弥山のふもとを流れる紅葉谷川沿いに広がる公園で、広島でいちばんよく知られた紅葉スポットです。朱色の橋、石灯籠、渓流ともみじの組み合わせは、曇りの日でも絵になります。
入園は無料で、嚴島神社から歩いて5分ほど。弥山への登山道の入口にもなっているので、体力に余裕があれば山歩きと組み合わせるのもおすすめです。

宮島への行き方
| ルート | 所要時間 | 料金(片道) |
|---|---|---|
| JR山陽本線で宮島口 → フェリー | 約45分 | 720円(JR 420円+フェリー200円+訪問税100円) |
| 広電(路面電車)で宮島口 → フェリー | 約80分 | 540円(広電240円+フェリー200円+訪問税100円) |
| 平和記念公園から高速船 | 約45分 | 運航会社の公式サイトで確認 |
所要時間・料金は広島駅から(高速船は平和記念公園から)の目安です。料金は宮島へ渡る行きの金額です。宮島訪問税(1回100円)は行きのフェリーで、乗船券を買うときやICカードでタッチするときに運賃と一緒に自動で払われるので、特別な手続きはいりません。帰りのフェリーは200円です。また、JRの「五日市行き」は宮島口に停まらないので、乗る前に行き先を確認してください(料金は2026年10月時点)。
己斐にある Skyview Base は広島市の西側にあり、宮島方面へ向かうのにも便利な場所です。
秋の宮島を楽しむコツ
- 紅葉シーズンの宮島は一年でも特に混み合う時期です。特に土日祝日は、朝早めに島へ渡るのがおすすめです。
- 歩きやすい靴で。公園内の道はゆるやかですが、弥山の登山道に入ると急な石段や岩場が続きます。
- 弥山へ宮島ロープウエーで上る予定なら、事前に公式サイトで運行状況を確認しておきましょう。点検などで運休することがあります。

私たちのおすすめ:日程に余裕があれば、宮島はぜひ平日に。週末の人混みを気にせず、紅葉谷をゆっくり歩けます。
時間があれば弥山へ
紅葉谷のあたりからは、宮島ロープウエーで島でいちばん高い弥山へ上れます。晴れた日に山の上から見る瀬戸内海の島々は、私たちも好きな景色です。前に書いたとおり、点検などで運休することがあるので、事前に公式サイトで運行状況を確認してください。


鹿ともみじ饅頭
島を歩いていると、宮島の鹿に出会うことも多いはずです。野生の動物なので、近づきすぎず、エサはあげないようにしましょう。帰る前には、もみじの形をした「もみじ饅頭」もぜひ。宮島の定番のおやつで、紅葉の季節にもぴったりです。


縮景園|駅から歩ける街なかの紅葉
時間があまりない日でも紅葉を楽しみたいなら、縮景園がいちばん手軽です。約400年前に作られた大名庭園で、大きな池を中心に、島や橋、茶室が配置されています。11月になると、池のまわりのもみじが真っ赤に色づき、水面に映る景色も見事です。
広島駅から徒歩約15分なので、市内観光の合間に立ち寄れます。入園料は一般350円、大学生150円、高校生以下は無料です。開園時間は、9月16日〜3月15日は9:00〜17:00(入園は16:30まで)。12月29日〜31日は休園です。
夜の「もみじまつり」ライトアップ
縮景園では例年11月下旬に「もみじまつり」が開かれ、夜間開園とライトアップが行われます。2025年は11月22日〜12月1日に開催され、日没ごろから21時ごろまで、ライトアップされたもみじを楽しめました。2026年の日程は、この記事の執筆時点ではまだ発表されていないので、お出かけ前に縮景園の公式サイトで確認してください。
ライトアップの時間帯は、正門ではなく広島県立美術館側の入口から入園します(正門は出口専用)。週末の夜は混み合うことがあるので、平日の夜がねらい目です。
三瀧寺|静かに紅葉を楽しめる山寺
人混みを避けて、ゆっくり紅葉を眺めたい人には三瀧寺がおすすめです。広島市西区の三滝山の中腹にあるお寺で、苔むした石段や小さな滝、朱色の多宝塔ともみじが重なる景色は、街なかからすぐとは思えない静けさです。
広島駅からJR可部線に乗り「三滝駅」で下車し、そこから上り坂を歩いて約20分。境内に近づくと石段が続くので、歩きやすい靴で出かけましょう。拝観時間の公式な案内は見つからなかったので、明るい時間に、帰りの山道の時間も見込んで訪れるのがおすすめです。
秋の広島・1日モデルプラン
2つのスポットを無理なく回るなら、こんな組み合わせはいかがでしょう。
| 時間帯 | プラン |
|---|---|
| 朝 | JRとフェリーで宮島へ。混み合う前に紅葉谷公園を散策 |
| 昼 | 宮島でランチ。食べ歩きを楽しんで本土へ |
| 午後 | 宿でひと休み、または三瀧寺で静かな紅葉散歩 |
| 夜 | ライトアップの期間中なら、縮景園で夜のもみじを |
広島に数日滞在するなら、宮島は平日に行くのがおすすめです。
目的別・どこへ行く?
3つのスポットはどれも美しいのですが、雰囲気はかなり違います。旅のスタイルに合わせて選んでみてください。
- 時間が限られている人:縮景園。広島駅から歩いて行けて、1〜2時間で回れます。残りの時間で平和記念公園などの観光も十分に楽しめます。
- 王道の景色を見たい人:宮島の紅葉谷公園。半日〜1日がかりになりますが、紅葉と島の風景、嚴島神社をまとめて楽しめます。
- 静かに過ごしたい人:三瀧寺。少し歩きますが、水の音を聞きながら、人混みを気にせずに紅葉を眺められます。
- 小さなお子さんや年配のご家族と一緒なら:園内の道が平らで歩きやすい縮景園が安心です。三瀧寺や弥山の登山道には、石段や坂道があります。
紅葉をきれいに撮るコツ
スマートフォンでも、ちょっとした工夫で写真の仕上がりが変わります。
- 太陽を葉の向こう側に置く「逆光」で撮ると、光が透けてもみじの赤がいっそう鮮やかに見えます。
- 水面の映り込みをねらう。縮景園の池や紅葉谷の渓流は、水に映る紅葉を撮るのにぴったりです。
- 足元にも目を向けて。石段や苔の上に散ったもみじは、見頃の終わりごろならではの景色です。
- 撮影はほかの人への気づかいを忘れずに。道が狭い場所では脇に寄り、お寺の境内では石垣や石段の上に乗らないようにしましょう。
紅葉狩りの持ち物と注意点
- 出発前に紅葉情報で色づき具合をチェック。見頃は年によって1週間以上ずれることもあります。
- 羽織るものを1枚。11月の朝晩は冷え込み、お寺や庭園は街なかより肌寒く感じます。
- 土日祝日、特に宮島と夜のライトアップは混雑を覚悟して、時間に余裕を持った計画を。
- 入園料やお志など、少額の現金があると便利です。
秋の広島旅行の宿泊に
牛田の静かな住宅街にある一棟貸しの古民家「Ao’s Retreat Base」は、広島駅までJRで13分+徒歩6分。観光の合間に宿へ戻ってひと休みしやすい距離です。己斐の「Ao’s Skyview Base」は、リビングから広島の街並みと朝日が見える宿で、広島駅まではJRで約13分です。
私たちから:宿のある牛田や己斐の秋も、なかなかいいものです。観光の合間に、宿のまわりをのんびり散歩して、身近な秋も楽しんでみてください。
色づいたもみじに、ちょうどよいタイミングで出会えますように。秋の広島について気になることがあれば、気軽にお声がけください。Instagram(@AOBASE2026)でも広島の様子を発信しています。

