この記事にはネタバレが含まれている場合があります。
気になる方はお控えください!
「オトナ高校」は、大人たちが強制的に学校に入学して恋愛や性を学ぶ、ちょっと変わった学園ドラマ。
30歳以上が対象って設定で、笑いながらも心に響くストーリー、今回はこのドラマを紹介します。
大人が学校に通う!?「オトナ高校」のユニークすぎる設定と見どころ
「オトナ高校」は、まさに「え?大人が学校に通うの?」とツッコミたくなるほど斬新なドラマです。
このドラマは、30歳を過ぎても未経験の人たちが「オトナ高校」に強制入学させられ、
恋愛や性教育を受けるという奇抜な設定が特徴。
おもしろいのは、見た目もキャリアもバッチリな大人たちが、
恋愛や人間関係に奮闘する姿をコメディタッチで描いているところです。
意外に共感する部分も多く、笑いながらも心に響くメッセージが詰まっています。
荒川英人の奮闘が面白い!恋愛ミッションに挑む姿は必見
ドラマの中心となるのは、三浦春馬が演じる主人公・荒川英人。
30歳のエリート銀行員ですが、実は恋愛経験がゼロ。
そんな彼が、突然オトナ高校に入学させられ、慣れない恋愛ミッションに四苦八苦する姿が笑いを誘います。
特に印象的なのが、英人が「デートプランを成功させよ」という課題に挑戦するエピソード。
スマートに決めたいのに、緊張で空回りする姿は、まさに「わかる~!」という共感を呼びました。
三浦春馬君のXより
2017年10月4日本日、記者会見でオトナ高校の宣伝をさせて頂きました。 毎週土曜日少し遅い時間から日本をカラッと快活にするべく、痛快群像コメディーをスタッフキャスト一丸となりせっせと作って参ります!お楽しみに!
写真は記者会見で登壇させてもらったステージで… 春馬 pic.twitter.com/LRusmlCe41— 霧隠才蔵 (@tTIzXhBCH2rhyjy) September 9, 2024
また、彼だけでなく、他のクラスメイトたちも個性豊かで、
悩みやコンプレックスを抱えながら少しずつ成長していく様子が描かれます。
黒木メイサが演じるのは、園部真希というキャリアウーマンの役です。
彼女はエリートでありながら、恋愛に関しては未経験で、英人と同様にオトナ高校に入学させられることになります。
彼女の存在が、英人を含むクラスメイトたちにどのような影響を与えていくのかが物語の見どころの一つです。
30代以上の大人こそ共感できる!「大人になる」とは?
「オトナ高校」のメッセージ性は、単なるコメディだけではありません。
主人公たちが抱える「大人であること」「恋愛や結婚へのプレッシャー」といったテーマは、
特に30代以上の視聴者に深く響きます。
現実の社会でも、結婚や恋愛に対するプレッシャーを感じることは多いですよね。
このドラマは、そんな悩みをユーモラスに描きつつも、
実際に「大人って何だろう?」と考えさせてくれる要素が詰まっています。
魅力的なキャスト陣が集結!「オトナ高校」の登場人物たち
「オトナ高校」を彩るのは、個性的で才能あふれるキャスト陣です。
彼らのキャラクターが、このドラマのユニークさをさらに引き立てています。
主演の三浦春馬さんをはじめ、黒木メイサさんや高橋克実さんなど、豪華な顔ぶれが揃いました。
それぞれのキャラクターが濃く描かれているため、視聴者は一人一人のバックストーリーに惹きつけられます。
ハッピーバレンタイン🍫💓
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主演・三浦春馬が魅せるエリート男子の不器用な恋愛模様
主人公の荒川英人を演じた三浦春馬さんは、見た目も性格も完璧なエリート銀行員という役どころです。
しかし、恋愛に関しては全くの初心者で、そのギャップが大きな笑いを生み出しました。
特に、彼の演技力が光るのは、真剣なのに空回りしてしまう恋愛シーン。
デートのシミュレーションを繰り返す場面では、硬くなりすぎて逆におかしなことになるという、
まさに「頑張ってるのにうまくいかない!」と共感する視聴者も多かったはずです。
三浦さんのチャーミングな演技が、英人を親しみやすいキャラクターに仕上げていました。
黒木メイサが演じるキャリアウーマン・園部真希
ヒロインであり、英人のクラスメイトとなる園部真希を演じたのは、黒木メイサさんです。
彼女は仕事ができるエリートですが、恋愛経験がないため「オトナ高校」に入学させられます。
この役柄は、彼女のクールで知的な雰囲気にぴったりでした。
黒木メイサさんの落ち着いた演技は、真希のプライドや複雑な感情をリアルに表現しており、
視聴者からも「見事に演じている」との評価を得ています。
また、真希自身も恋愛に対して複雑な感情を抱えており、彼女がどのように変わっていくのかが注目されます
見てね🫶 pic.twitter.com/mb7n248gAv
— 黒木メイサ (@Meisa_Kuroki) September 12, 2023
個性豊かな脇役たちがドラマをさらに面白く!
『オトナ高校』は脇役キャストたちも個性的で、ストーリーに深みを与えています。
例えば、高橋克実さんが演じる権田勘助は、50代の童貞で、企業の部長というキャラクターです。
真面目で保守的な彼は、恋愛に不器用でありながらも、少しずつ成長していく姿がコミカルに描かれており、
視聴者に笑いと共感を与えました。
また、他のクラスメイトたちも、それぞれ違った悩みやコンプレックスを抱えており、
物語の中で少しずつ変化していきます。
30代、40代、50代といった幅広い年代のキャラクターが登場することで、
視聴者も「自分に近いキャラクター」を見つけ、共感しやすい点がこのドラマの魅力です
恋愛や人生に迷う大人に捧げる!「オトナ高校」を観るべき人とは?
「オトナ高校」は、そのユニークな設定とキャラクターたちが織りなす物語で、多くの人々に笑いと感動を届けました。
しかし、特にこのドラマを観てほしいのは、以下のような人たちです。
もし、当てはまる部分があるなら、きっとこのドラマに共感してしまうはずです!
恋愛がちょっと苦手…そんな人に勇気をくれるドラマ
このドラマは、恋愛経験のない主人公たちが戸惑いながらも恋愛や人間関係を学んでいく姿が描かれています。
特に、「恋愛が苦手」「恋愛の仕方がわからない」と感じている人にとっては、
主人公の荒川英人に強く共感できるでしょう。
彼が何度も失敗しながら、少しずつ自分を変えていく過程は、
視聴者に「自分も頑張ってみよう」という前向きな気持ちを与えてくれます。
【朝刊ニュース!】最終回「オトナ高校」最後まで道化に徹した三浦春馬にスタオベしたい、ありがとう! https://t.co/bsLKqzyl34 pic.twitter.com/o8UywkIPDs
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) December 10, 2017
また、30代、40代といった「いい歳」とされる大人たちが、不器用ながらも真剣に恋愛に向き合う姿は、
恋愛に臆病な大人たちにも希望を届けてくれるはずです。
「まだ間に合う」「自分を変えるのは今からでも遅くない」と思わせてくれる作品です。
コメディが好きな人にも!笑いあり、涙ありのドラマ
「オトナ高校」は、シリアスな部分もありますが、全体的にはコメディ要素が強く、楽しく観られる作品です。
登場人物たちが真剣に悩みながらも、どこかおかしな展開が待っているため、
思わず笑ってしまうシーンがたくさんあります。
英人の恋愛ミッションが予想外の方向に進んでしまうシーンなど、笑いどころが満載です。
恋愛や結婚にプレッシャーを感じている人にも
「オトナ高校」は、恋愛や結婚に対する社会のプレッシャーをユーモアたっぷりに描き出しています。
30歳を超えると、結婚や恋愛についての圧力を感じる人は多いと思いますが、
このドラマはそんな状況にある視聴者に対して「自分らしく生きることの大切さ」を教えてくれます。
特に、登場人物たちが自分のペースで恋愛を学び、
成長していく姿は、「他人の基準ではなく、自分のタイミングで進めばいいんだ」と思わせてくれる力があります。
恋愛に焦らず、でも自分を磨いていきたい、そんな大人たちにぜひ観てほしいドラマです。
オトナ高校が打ち切りとなった理由とは?
オトナ高校の打ち切り理由とは?
2017年に放送されたドラマ「オトナ高校」は、その斬新なコンセプトと大胆な設定で話題を呼びましたが、
視聴率的には期待に応えられず、全8話で放送が終了しました。
視聴率の低迷が主な打ち切り理由とされていますが、それ以外にも理由がありそうです。
まず、「オトナ高校」のユニークなテーマ—30歳以上の未経験者が入学させられる「オトナ高校」という架空の学校で、
社会的な課題や恋愛を学び直すという設定は非常に斬新でした。
しかし、その過激でコメディチックな要素が、家族で楽しむ視聴スタイルに合わず、ターゲット層が絞られてしまったと言われています。
また、放送枠が深夜だったこともあり、広く視聴者に届きにくかった点も視聴率の低迷につながったと考えられています。
さらに、主演の黒木メイサさんや三浦春馬さんの演技力には定評がありましたが、
視聴者の間でドラマの世界観が「過剰にコミカルで現実味に欠ける」という声も多く上がりました。
こうしたフィードバックが結果的に打ち切りの判断に影響したと見られています。
スピンオフやロケ地が注目された理由
「オトナ高校」のストーリーが終了しても、ドラマの人気は一部で続き、
後にはスピンオフドラマ「オトナ高校 エピソード0」が制作されました。
このスピンオフでは、ドラマの背景や登場人物のエピソードに深掘りし、
特に黒木メイサさんや三浦春馬さんが演じたキャラクターのバックストーリーが明かされています。
スピンオフによって、ファンにさらなる満足感を提供しましたが、やはり短命に終わってしまいました。
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また、「ロケ地」も話題になり、東京都内の名所やビルなどが使われており、
ファンの間ではロケ地巡りも行われました。
特にオトナ高校の校舎として使われた建物や、キャラクターたちが集まるバーなどが、
ロケ地ファンにとっては見どころでした。
キャストのプロフィール
三浦春馬
- 生年月日: 1990年4月5日
- 出身: 茨城県土浦市
- 身長: 178cm
- 体重: 約70kg
- 血液型: AB型
- 出身大学: なし(幼少期から芸能活動)
- 事務所: アミューズ
- 代表作: 映画『君に届け』(2010年), 映画『進撃の巨人』(2015年), ドラマ『僕のいた時間』(2014年)
黒木メイサ
- 本名:島袋さつき
- 生年月日: 1988年5月28日
- 出身: 沖縄県名護市
- 身長: 165cm
- 体重: 非公開
- 血液型: A型
- 出身大学: 進学せず、芸能界に専念
- 事務所: スウィートパワー
- 代表作: 映画『クローズZERO』(2007年), ドラマ『花ざかりの君たちへ』(2007年), ドラマ『任侠ヘルパー』(2009年)
高橋克実
- 生年月日: 1961年4月1日
- 出身: 新潟県三条市
- 身長: 175cm
- 体重: 非公開
- 血液型: O型
- 出身大学: 明治大学中退
- 事務所: シス・カンパニー
- 代表作: ドラマ『振り返れば奴がいる』(1993年), ドラマ『ショムニ』(1998年), ドラマ『TRICK』(2000年)