こんにちは、あお(@ao_happy39)です。
このブログでは、FIRE(早期リタイア)するために必要な情報を発信しています。
FIREについて色々な情報があるけど、実際どのくらい資金があったら実現できるのかな?
実はFIREの仕方にも種類があるんだ!4つのFIREの仕方を紹介するね!
・FIREのために必要なこと
・4つのFIRE方法とは
FIREとは?サラリーマンを引退するには?
FIREとは、「FIRE]とは、Financial Independence Retire Earlyの略で、資産運用によって早い段階で経済的な自立をすることを言います。
主に、配当金などの運用益で生活することを可能にするもので、そのタイミングで退職することを言います。
FIREするためには、生活費の25倍の額を資産運用して4%の利回りを出すことで実現できるということを、こちらの記事で解説しています。
https://ao-happy.net/%e8%84%b1%e3%82%b5%e3%83%a9%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9ffire%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e8%87%aa%e5%96%b6%e6%a5%ad%e3%81%a7%e3%82%82%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a8%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%82%8b%ef%bc%9f
早期リタイアとの違いは…老後前にリタイアするという点では同じですが、リタイア後の生活費の原資が違います。
早期リタイア
貯蓄・退職金・年金などの資産を切り崩して生活
FIRE
株式・投資信託・不動産などの運用益で生活
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では、どれだけの生活費あれば幸せに暮らせるのでしょうか?
どんな生活が自分の中で理想なのかしっかりと考えることが大切ですね!
そこがしっかりとわかっていたら、人と比べることもなくなります。
人と比べる幸せはキリがないし、どこまでいっても上を目指さないといけなくなります。
いったい何のために頑張っているのか、何が幸せなのか分からなくなります。
収入が高くても、幸せになれない理由についてはこちらの記事で解説しています。
https://ao-happy.net/%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%8c%e5%a2%97%e3%81%88%e3%81%a6%e3%82%82%e5%b9%b8%e7%a6%8f%e5%ba%a6%e3%81%af%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%ef%bc%9f%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%8c%e9%ab%98
ということで、FIREのためには以下を準備する必要があります!
①生活費の把握(自己理解も大切)
②予備費の準備
③何で資産運用するか?
この3つのことが、人によって異なりますので、FIREの仕方も人によって違いがあって良いのです。
今回は4つのFIREのタイプをご紹介します!
4つのFIRE方法とは?
1、Fat(ファット)FIRE
Fatは「太っちょ、まるまると太った、豊かな」という意味がある通り、FIREの中でも最も贅沢なスタイルです。
贅沢なライフスタイルを送ることができます。
十分な資産があり、働かなくても遊んで暮らせる状態です。
娯楽費や旅行なども、全て資産所得でまかないます。
普通以上の贅沢な生活ができる状態です。
平均的な個人投資家よりも多く資産形成してリタイアするイメージです。
かなり高年収であったり、億り人と呼ばれるような経済的に余裕のある人にしか再現性のないようなFIREです。
節約なんて気にせずに暮らすことができます。
夢のようなアーリーリタイア生活であるが、実現のハードルもかなり高いです。
・資産家といわれる家柄出身で、相続した財産によって経済的にまったく不自由のない状態の人
・企業の創始者やオーナーとして成功し、上場やМ&Aに伴う株式の譲渡など事業を大成功させた人
・不動産王
・世界的大スターと呼ばれるレベルのスポーツ選手が、現役生活からの引退後
・年間生活費の目安は1000~2000万円
・必要な資産は3~5億万円
なかなか、FIREして何もせずに、贅沢なライフスタイルを送るのは難しそうですね。
2、Lean(リーン)FIRE
贅沢をせず少ないお金で生活をするスタイルです。
Leanは「身体が引き締まった、無駄がない」という意味です。
このスタイルは生活レベルを下げても、労働のストレスから解放されたいという人、自分の時間を優先したいという人が選ぶ傾向があります。
質素倹約をしながら、最低限の生活費の中で資産形成をしてFIREを目指します。
必要な資産額は少なくて済みます。
しかし、FIRE後も節約を意識する必要があります。
贅沢はできなくてもいいから精神的に穏やかに豊かに暮らしたいと思っている人にピッタリです。
再現性はすごく高いです。
・高価な持ち家や賃貸物件を避けて、実家に居候したり、地方自治体の移住促進策などを活用するなどして可能な限り住宅コストを下げる
・携帯電話を格安SIMにしたり、ストリーミングサービスなどのサブスクリプション型のサービス利用について生活に必要な最低限のものを除き、徹底的に排除する
・可能な限り節約をして月々の生活費を下げて、そのお金を投資へまわす
・年収400~500万でも継続をすることで達成可能
・年間の生活費を200万円程度にする
・必要な資産は5000万円
どの程度の支出で生活をすれば、満足感を得ることができるかというのは人それぞれです。
自分にとって心地の良いラインを選んで無駄を削減するのが良いでしょう!
・必ず水筒持参、ペットボトル飲料は買わない
・自炊をする
・タバコを吸わない
・レジャーは公園で手作り弁当ピクニック
・本は図書館を活用
・会社の飲み会は必要最低限に
・散髪はセルフカット、または1000円カット
・携帯は格安SIM
・プールやジムを利用したいなら公共施設を使う
・コンビニには行かない
・支払いは現金ではなくクレジットカードで
・保険は必要最低限にする
・車がなくても生活可能なら持たない
・株主優待を活用する
・ふるさと納税を活用する
3、Barista(バリスタ)/Side(サイド)FIRE
配当金や不動産収入などで生活費をまかないつつ、パートやアルバイトなどで補うスタイルです。
Baristaはコーヒーをいれるバリスタに由来します。
アメリカでは日本のように国民皆保険制度がないので医療費控除などを受けられる制度がありません。
民間の保険は割高なんだそうです。
アメリカではパートタイムで健康保険に加入できる会社としてスターバックスが有名で、FIREを達成しつつ、社会保険を手に入れるためにスタバで働くことから来ています。
一定の資産形成をした上で、フルタイムの週5勤務を辞め働く頻度を減らし、働きながら生活費をまかないます。
特に、会社に雇われる場合は、Barista(バリスタ)FIRE、雇われずに働く場合(自営業)はSide(サイド)FIREと言います。
FIREにはまとまった資産が必要で、10~20年単位の計画が必要となりますが、ある程度の労働を許容することによって、早期に実現可能となります。
本業からの早期退職後も何らかの仕事を継続することを前提としているため、時間的な制約や地理的な制約は残り続けます。
その分、年金や投資収入以外の収入源を維持することができるため、FIRE達成までの必要元本が小さくて済むというメリットがあります。
・派遣業のアルバイトなどをして、週に数日、数時間程度ずつ就労する
・実家が自営業を営んでいる場合などにはそのお手伝いをし、体力的・精神的に負担の少ない仕事に就く
・年間の生活費を400万程度にする
・必要な資産は3000~5000万円
FIRE達成後も社会的なつながりを大切にしたい、時間が余って困る、という考えの人はこちらがおすすめです。
4、Coast(コースト)FIRE
将来的にはFIREしたいけど、過度な節約はしたくない、今を思い切り楽しみながら将来に備えたいという方のスタイルてす。
Coastは「のんびり過ごす、惰性でやっていく」という意味があります。
節約のことを気にせずに、資金を十分確保できた時点で、会社を辞めるというイメージですね。
アーリーリタイアに必要な投資用の原資を貯金等によって用意します。
その後、時間を味方につけ、複利の効果で資産を増加させることで、FIREが可能になります。
若いほど、より少ない資産でFIRE可能です。
年率5%程度の利回りを維持できれば、約15年で手持ちの資産は2倍となります。
50歳で5000万円の資金を貯めてリタイアしたいと考えたら、その15年前の35歳の時点で2500万円の資金を貯蓄しておくことができれば、複利の力によって50歳時点で目標額の5000万円を達成することができます。
35歳の時点で原資が確保できているので、その後50歳までは追加投資を行う必要がありません。
つまり、投資で得られるお金は手をつけずに再投資し、給料は自由に使う感じですね!
生活費が30万円で済むのなら、30万円稼げばオッケーなのですね。
メリット
・多額の資産を必要としない
・徹底した節約生活をする必要はない
・多くの運用元本資金を要しない
デメリット
・ある程度の収入がある仕事を継続する必要があるので、時間的・精神的な自由の確保までは時間がかかる
・資産運用が想定通りに進行しない場合、リタイアに必要な資金が用意できない可能性がある
FIREまでの道のり
4つのFIREを表にまとめてみました!
FIREの種類 | ファット | リーン | バリスタ/サイド | コースト |
必要な資産 | 1.2億円以上 | 6000万円程度 | 6000万円程度 | 2000万円程度 |
節約 | 節約はしなくてよい | 極めて節約 | 適度な節約 | 節約はしなくてよい |
労働 | 労働はしなくてよい | 労働はしなくてよい | 労働は週2~3 | フルタイム |
どのFIREを目指すのかを決めて必要な資産を算出しておきましょう。
FIREは一部の特別な人だけが達成できるというものではありません。
完璧を目指さずに、場合によってはライフスタイルを見直して生活コストを下げたり、副業やパートで自分の好きなことをしながら働いたりしながらFIREを目指すことも可能です。
自分に合ったFIREの形、将来の形を描いていきましょう!
ちなみに私は、Lean(リーン)FIREとSide(サイド)FIREを組み合わせたFIREを目標にしています。節約しながら、好きなことを仕事にして生活していきたいと思っています。何もないところから好きな仕事をスタートするよりも、資産運用や、節約をした上で好きな仕事をする(FIREする)ことで、その後、生活できなくなるという状況は避けることができると思います。
・FIREのために必要なことは、まずはFIRE後にどのような生活をしたいかを思い描こう!
・その上で、必要な生活費を算出してみよう!
・FIREには4つの種類があり、どのようなFIREをするかで、大きく生活スタイルが変わってくる。
・自分に必要な生活費を算出したら、どのようなFIREが理想か考えてみよう!
今回は、FIREの種類ついてまとめてみました。
幸せな人生を送るために、みなさんも是非検討してみてください。