こんにちは、あお(@ao_happy39)です。
このブログでは、FIRE(早期リタイア)するために必要な情報を発信しています。
保険の営業さんに、もしもに備えておくと安心って言われたんだけど、保険っていくら払えばいいのかな・・保険って払っても全額お金が返ってこないよね?ギャンブルと同じようなものなの?
保険とギャンブルを一概に比較しにくいけど、違いを解説するね!
・生命保険はギャンブルと同じなのか?
・1世帯あたりの保険料支払い月額平均額は!?
・若いうちに保険に入った場合の総支払額は!?
・保険の代わりに投資をしたらどうなるのか?
生命保険はギャンブルと同じか!?
生命保険はギャンブルと同じでしょうか?
ギャンブルというと宝くじや、競馬、パチンコなどありますね。
例えば、年末宝くじ等では、1等で10億円当たる事もあれば、7等で300円当たることもあります。
もし全国で発行している、全ての宝くじを自分で買占めた時に、100億円かかるとすると、返ってくる金額は45億円くらいのようですよ。
これを還元率と言いますが、45/100=45%という計算になります。
還元率で見ると、宝くじの還元率が約45%、競馬や競輪などは75%、パチンコは約85%と言われています。
年末ジャンボ1等の当選確率は、0.000005%と言われておりとても当たらない気がしますね。
生命保険(死亡保障)の還元率は、一概に何%とは言えませんが「保険に加入している人が亡くなるとお金がもらえて、亡くならなければもらえない」という意味でいうとギャンブルのような仕組みですね。
生命保険の場合は、各年代で死亡率を見ると、お金がもらえる確率がある程度分かります。
死亡率は、20代男性で0.043%、30代で0.052%、40代で0.093%
80代男性では4.3%、90代で14.1%、100歳代で34%となっています。
宝くじの当選率よりも20代で死亡する確率の方が高いのは驚きですね。
しかし、それでも確率はかなり低いですよね。
確率が低いのに、若い時期から生命保険に入る必要はあるのでしょうか?
どのように、必要か不必要かの判断をすべきか?私は次のように考えています。
生命保険はギャンブルなのか?生命保険はなぜ必要か?
生命保険は、自分が亡くなったときに家族が生活に困らないために入るものです。
まずは自分がいなくなった時に、残された家族が生活に困るかどうかを考えてみましょう。
養う家族がいないなら必要ない。
妻が専業主婦で子どもがまだ幼い場合などには必要。
もしもの時には、実は子どもが18歳になるまでは食べていくくらいの遺族年金(公的年金)が出ます。
子どもの数によって異なりますが、年収600万円のサラリーマンの場合、妻と子ども2人を残して亡くなったとすると、残された家族には月15万円前後の遺族厚生年金が、子どもが18歳になるまでもらえます。
しかし、子どもが高校や大学に行く場合、遺族年金だけではまかなえなくなるでしょう。
その資金も考慮して、必要な保険に入るのが良いと思います。
子ども1人につき1000万円ほど、シンプルな掛け捨て保険をかけるのがおすすめです。
保険は、還元率としてはギャンブルと同じようなものですが、自分がいなくなった時にも困らないようにできるという「安心」を手に入れる事ができるという点で、必要なものだと思います。
生命保険は宝くじ1等!医療保険は5等?
宝くじの場合も、3億円が当たる確率は低いですが夢のために購入しますよね。
しかし5等の1000円しか当たりがない宝くじだったら、購入しないのではないでしょうか・・。
保険も家計が破綻する可能性がある場合は、購入が必要ですが、
必要な時に支払いができる場合には、保険に入る必要はないと思っています。
支払いができそうなものとしては、医療費や、学費などです。
そのため、医療保険や、学資保険などは極力入らない方が良いでしょう。
高額療養費制度もあるので、保険はそこまで必要ないと考えています。
公的医療保険や、高額療養制度などはこちらで解説しています。
https://ao-happy.net/%e5%ae%b6%e8%a8%88%e7%b0%bf%e3%81%8b%e3%82%89%e6%94%af%e5%87%ba%e3%81%ae%e9%a0%85%e7%9b%ae%e3%82%92%e3%81%bf%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81%e7%af%80%e7%b4%84%e3%81%8c%e5%bf%85%e8%a6%81
医療の進歩に伴い、最近では病気になっても長期の入院はできなくなっています。
そのため日額の入院費用も、もらいにくくなっている現状があるんですよ。
月額平均でこんなに?若いうちから入ったときの総額支払い額は!?
生活保険文化センターの2021年の調査によると、1世帯あたりの年間保険料の平均は37.1万円だそうです。
月額平均は30,900円も支払っているのですね!
医療保険で総額こんなに払っているの?
医療保険の一例ですが、
下記の条件で、20歳男性の月額保険料は3034円です。
・入院給付金日額5000円
・がん治療給付金50万円
・先進医療にかかった費用(通算2000万円まで)
・先進医療見舞金1回につき10万円
・1回の入院の支払い限度日数60日
(三大疾病の場合は日数無制限)
・65歳までの払込
・保険期間は一生涯
65歳までの45年間払い続けると、45年間×12ヶ月=540ヶ月
540ヶ月×3034円=163万8360円
生涯で支払う保険料の総額は163万8360円となります。
保険は若いうちに入った方が良いは嘘!?
20歳から医療保険に入った場合と50歳から医療保険に入った場合の違いを見てみましょう。
・入院給付金日額5000円
・がん治療給付金50万円
・先進医療にかかった費用(通算2000万円まで)
・先進医療見舞金1回につき10万円
・1回の入院の支払い限度日数60日
(三大疾病の場合は日数無制限)
・65歳までの払込
・保険期間は一生涯
20歳男性の月額保険料は3034円です。
65歳までの45年間払い続けると
45年間×12ヶ月=540ヶ月
540ヶ月×3034円=163万8360円
総額163万8360円となります。
次に50歳男性の月額保険料をみていきましょう。
同じ条件で50歳からの支払いですと月額13,353円となります。
15年間の支払いで
15年間×12ヶ月=180ヶ月
180ヶ月×13,353円=240万3540円
総額240万3540円となります。
何と、50歳から払い始める方がお金がかかるのですね・・!
保険に入っている方は定期的に保険を見直しているので、その結果、割高な保険料になりがちなようです。
保険に入るのであれば若いうち!と言われるのは、こういった理由があるようですね。
保険を見直しましょう!の営業トークは注意が必要な場合もありそうですね。
医療保険の代わりに投資をしたらどうか?
では、若いうちに保険に支払いを続けるのではなく、積立投資をしたらどうなのでしょうか?
医療保険では、20歳〜65歳まで毎月3034円を45年間払い続けると、生涯で163万8360円を支払うことになると紹介させてもらいました。
では毎月積立投資で3000円を45年積み立てたらどうなるのでしょうか?
4%の運用をして積み立てた場合、45年後に162万円(3000円✖︎12ヵ月✖︎45年間)は何と453万円となるのです。
453万円あれば、保険に入らなくても支払いができそうですね。
保険があると、一見安心に見えますが本当に必要かどうかを見極めないといけませんね。
私も、何年か前までは、保険に入っていました。しかし不動産投資を実践し始めてから、生命保険は解約しています。また不動産による収入が安定してきたため、医療保険や学資保険も、ほぼ全てを解約しました。これから私も老後のために、積立投資に力を入れていきたいと思っているところです。
不動産投資については、こちらで解説しています。
https://ao-happy.net/%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e3%81%a7%e6%9c%88%e5%8f%8e%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%ef%bc%81%ef%bc%9f%e5%84%b2%e3%81%8b%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%ef%bc%81%ef%bc%9f%e3%81%be
・生命保険は、自分が亡くなったときに家族が生活に困らないために入りましょう。
・1世帯あたりの月額保険料の平均は30,900円!必要な保険を見極めよう!
・保険は若いうちに入った方が総支払額は少なくなる。
・保険の代わりに積立投資をすると、保険の総支払額よりもかなり増える!
今回は、保険料の月額についてまとめてみました。
幸せな人生を送るために、みなさんも是非検討してみてください。