こんにちは、あお(@ao_happy39)です。
このブログでは、FIRE(早期リタイア)するために必要な情報を発信しています。
パソコンが壊れそうなんだけど、パソコンを買ったらサラリーマンでも経費にできるのかな?
そのパソコンが、事業用に使うものであれば経費にできるかもしれないよ!そのためにはサラリーマンでも確定申告が必要になるよ!今日は、サラリーマンの副業と確定申告について解説するね!
・副業のメリットとデメリットとは?サラリーマンにおすすめの副業とは?
・パソコンは経費にできるか?サラリーマンと個人事業主の違いとは?
・青色申告と白色申告の違いとは?
副業のメリットとデメリット
会社員の人は1度は副業を考えたことのある方も多いのではないでしょうか?
やってみたいけど、なかなか一歩を踏み出せない方のために
まずは副業のメリットやデメリットをお話しします。
仕事を増やすことになるので収入を増やせる
仕事を増やすことで収入の増加が見込めます。
本業では得られない知識や経験を得ることができる
本業だけでは得られない知識や経験を習得することで、スキルアップやキャリアアップにつながることが期待されます。
起業や転職に向けての準備が可能
本業の収入がある状態でスタートできるので、リスクを抑えながら将来の起業や転職を視野に入れたチャレンジができます。
人脈や視野が広がる
人とのつながりが増え、そして新たな発見など視野が広がります
やりたいことに挑戦することで幸福感の向上につながる
やりたことに挑戦すれば、それにより幸福感が向上します。
税金についての知識をつけることができる
サラリーマンは税金の知識がない人がほとんどです。勝手に税金が引かれる源泉徴収という仕組みで税金が引かれてしまいます。副業を行い、確定申告を行うことで、税金への意識を変えることができます。
副業を行うことで、副業に必要なパソコンについても経費にすることができる可能性があります。
労働時間が長くなることで自由な時間が減る
本業に加えて副業も行うというスタイルのため長時間労働となり、自分の自由な時間が減ります。
十分な休息を取れないことで体調を崩してしまったり生産性が落ちる可能性がある
ある研究所の調査によると、過重労働となり体調を崩したと回答した人が13.5%という結果があります。
それに加えて休息が十分でないため生産性が落ちてしまうという可能性もあります。
成功するとは限らない
副業で必ずしもプラスの収入になるという保障はありません。マイナスになってしまう可能性もあります。
確定申告が必要になる
副業であっても年20万円以上の売り上げがある場合、確定申告をしなくてはなりません。これが手間でデメリットだと感じる方も多いですが、会社員にとってはここがメリットにもなります。
デメリットもありますが、メリットに魅力を感じた方は無理のない範囲で副業をスタートしてみるのも良いと思います。
何をやったらいいかわからない人のために、サラリーマンにおすすめの副業をまとめてみますね。
サラリーマンにおすすめの副業とは?
副業といっても山ほどあります。
ここではサラリーマンをしながらも始めやすい副業について、ご紹介したいと思います。
基本的には、会社の終業後、または土日に行うことになりますので、楽しんでできる副業が良さそうですね。
Webライター
Webメディアで記事を執筆するお仕事です。
ボリュームとしては様々あり、文章のみの場合や、取材やインタビューありのものまであります。
アフィリエイト
広告収入とは、自分のブログやSNSに広告をクリックしてもらったり、購入してもらうことによって収益を得るビジネスのことです。
せどり
リサイクルショップなどで安く仕入れた商品を、メルカリやオークションなどで高く売って稼ぐという方法です。
いかに安く仕入れて高く売るかというのがポイントとなります。
代行業
家事代行や買い物代行などのなんでも屋さんです。
コンサルタント
自分の趣味をお金にしたいという方や得意分野で活躍したいと思う方におすすめです。
プログラミング開発
プログラミングの仕事を受注し納品することで収入を得るものです。
プログラミングの勉強を楽しみながら副業に生かすことができます。
投資
不動産投資や株などで収入を得るものです。
あまり時間をかけたくない方は、不動産投資や積立投資がおすすめです。
他にも色々あると思いますが、このあたりがサラリーマンをやりながらできそうな副業かと思います。
副業に関してはどれが自分にピッタリかやってみないとわからないというところもあるので、まずはピンときたものをやってみるのも良いと思います!
毎月決まった収入があるサラリーマンだからこそ、合わなければまた違うものをやればいいし、合いそうなら継続するというスタイルで選ぶことができます。
好きな副業、継続できそうな副業を、実践しながら探していけるのもサラリーマンだからだと思います。
是非、第一歩を踏み出してみてください。
副業については、こちらの記事でも紹介しています。
副業は何をすれば良いか!?フロー型よりストック型の方がメリットがある!?ストック型のブログの始め方とすぐに稼げない理由とは!?
パソコンは経費にできるか?事業所得と確定申告の仕組みとは?
経費とは、ここでは副業を行うためにかかる費用のことです。
サラリーマンであれば仕事に必要なものでも給料から支払いますよね。
実はサラリーマンの給料は、税金を引かれたあとの金額なんですよね。
個人事業主の場合は、事業にパソコンが使われるということであれば、収入から税金を引かれる前にパソコンを購入することができます。
つまり経費にできるのです。式で表すとこんな感じです。
サラリーマンの場合
収入-控除=課税所得
例:100万円-10万円=90万円に税金がかかります。
個人事業主の場合
収入-経費-控除=課税所得
例:100万円-10万円(パソコン代)-10万円=80万円に税金がかかります。
課税所得に決まった税率をかけることによって支払う税金が決まります。
個人事業主であればパソコンを経費にすることができるので、その分、課税所得を減らすことができます。
そのため、サラリーマンをしながら個人事業主として活動することをおすすめしています。
個人事業主についてはこちらの記事で紹介しています。
事業所得はいくらから?青色申告と白色申告のちがいとは?
この経費については青色申告をするか白色申告をするかで計算方法に違いがあります。
青色申告ができるのは、以下のいずれかの所得のある個人事業主です。
「事業所得」「不動産所得」「山林所得」
事業を開始したら1ヶ月以内に「開業届け」を税務署に届けます。
いくら以上、事業所得があれば良いのか?という点については、年間の所得が基礎控除の38万円を超えるようであれば、
開業届と青色申告承認申請書を提出して青色申告者となることができます。
そうすると最大で65万円の青色申告特別控除を確保できます。
この開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出しないと自動的に白色申告者となってしまいます。
白色申告であれば白色申告特別控除額は10万円となります。
そして先ほどお話したパソコンを買ったときの話に戻ると、
青色申告個人事業主であれば少額減価償却資産の特例を活用して節税することができるのです。
1つ当たり30万円未満のものについては、購入・使用を開始した年度に一括して経費計上することができるというものです。
しかし、このような特例はありますが、必ず一括で経費計上しなければならないわけではありません。
一括で経費計上してしまうのか、通常の固定資産として計上して法定の耐用年数で減価償却していくのかは個人事業主が自分の判断で決めることができます。
一方で、白色申告者の場合は、10万円未満の減価償却資産しか一括で経費計上することができません。
したがって、白色申告者の場合は10万円以上の減価償却資産については固定資産として計上し、その後何年かかけて減価償却費として経費計上していくこととなります。
確定申告は本当にデメリットか?
最初にお話した副業を行うデメリットとして確定申告をしなければならない。
ということを挙げましたが、確定申告ができるということは個人事業主の特権です!
確定申告を行うことによって、事業に必要なものを経費にすることができます。
そもそも、サラリーマンの場合は、勝手に税金が引かれていくので、税金を払っている意識がなくなってしまいます。
確定申告をすることで、税金を支払っている意識を持つことができ、節税の意識も高めることができるでしょう。
ちなみに私もサラリーマンをしながら個人事業主として開業していますので、サラリーマンの給料と損益通算できています。
パソコンの例に戻ると、15万円のパソコンを購入したのであれば、税金を払う額がその分減ります。
例えば、平均的な税率で20%で計算をすると、3万円ほど支払う税金が安くなるという計算になります。
せっかくパソコンを購入するなら事業で活用するために購入し経費として購入しちゃいましょう!
もの以外でも、携帯代、光熱費、家賃など、事業で使用しているものは経費になります。
プライベートと共用のものでも、按分することができるのです。
また、会社を作れば、家賃も社宅制度を利用できます。
社宅制度については、こちらの記事で紹介しています。
不動産でDIYをするならDIYで使う工具など、掃除代行やるなら掃除用具などの消耗品費、広告宣伝費、旅費交通費、様々なものが経費になります。
一度、やろうとしている副業でどんなものが経費になるのか確認してみましょう。
私も、サラリーマンとして副業するようになってから色々なものを経費として申告してきました。時には、サラリーマンの給料で収めている税金を損益通算することで、税金の還付を受けることもありました。確定申告はめんどくさい部分もありますが、収入を増やし、支出を減らす(税金を適切にする)という意味では必要なことだと思います。もしどうしても分からなければ、税理士に頼んでみるのも良いと思います。
・副業のメリットデメリットはあるが、サラリーマンなら副業を実践しながら自分に合う副業を探すことができる!
・個人事業主として事業をはじめれば、パソコンも経費にできる。
・年間の所得が38万円を超えるようであれば、青色申告をした方がお得!
・確定申告をすることで、節税の意識を高めることができる!
今回は、経費と確定申告についてまとめてみました。
幸せな人生を送るために、みなさんも是非検討してみてください。