こんにちは、あお(@ao_happy39)です。
このブログでは、FIRE(早期リタイア)するために必要な情報を発信しています。
最近、物価上昇がスーパーでもよく分かるようになったよね。なんでこんなに物価上昇しているのかな?
そうだね・・物価上昇には色々な原因があるんだけど、複合的な要因があるよ。今回は物価上昇の原因と物価上昇しても将来に備えることができるような対策を紹介していくよ
筆者は、サラリーマンを(2023年に)脱サラし、不動産投資(家賃収入)、配当収入で生活しています。
現代社会において、物価上昇は避けられない現実です。
特に30代~50代の男性にとって、家族を支え、安定した生活を送ることは日増しに困難を極めています。
この記事では、物価上昇の原因をわかりやすく解説し、節約とお得な情報を駆使して4人家族の食費を抑える方法を提案します。
物価上昇の現実とその原因を理解する
物価上昇の背後には複数の原因があります。
経済成長、資源の枯渇、政策の変更など、多岐にわたる要因が絡み合っています。
特に食費は家計に占める割合が大きく、例えば子供のいる4人家族ではその影響はさらに大きいです。
ここでは、物価上昇の原因を明らかにし、それが私たちの生活にどのような影響を与えているのかをわかりやすく解説します
物価上昇が生活に与える影響
一番感じやすいのが、スーパーでの買い物です。
以前は100円だったお気に入りのジュースが、気づけば120円になっていたり、家族が好きなお菓子の袋がどんどん小さくなっているのに、価格はそのままだったり。
これが物価上昇の直接的な影響です。
小さな変化かもしれませんが、これが全ての商品に言えることなら、月末の買い物カゴの総額は確実に増加しています。
さらに、子どもの教育費の問題等もありますよね。
学校の授業料や塾の費用、さらには習い事など、子どもの将来を考えた投資も年々高額になっています。
これらのコストは家計に大きな負担をかけ、将来の計画を立てる上で難しい問題となっているのです。
物価上昇の主な原因
物価上昇の主な原因としては、原材料費の上昇、労働コストの増加、為替レートの変動、供給網の問題などが挙げられます。
2020年には新型コロナウイルスの影響で国際的な物流が滞り、輸入品の価格が上昇しました。
たとえば、輸入に依存している小麦や大豆などの価格が上昇し、それに伴い、パンや麺類、豆腐などの日常的に消費される食品の価格も上がりました。
また、為替レートの変動も直接的に輸入食品の価格に影響します。
近年、円安がかなり進んでいますよね・・
円安が進むと、当然、輸入食品の価格が上がりやすくなります。
日々の生活に密接に関わる食品の価格が、さまざまな国内外の要因によってどのように変動し、物価上昇の一因となっているのです。
それぞれの商品には背景に複雑な要因があり、これらが組み合わさることで、消費者が感じる物価の上昇につながっています。
いつまで続くのか?将来予測
「物価上昇、これいつまで続くの?」って、みんなが思っている大きな疑問ですよね。
正直なところ、未来を予知できるわけではないので、はっきりとした答えを出すのは難しいのです。
物価上昇の原因を振り返ってみると、原材料費の上昇、労働コストの増加、為替レートの変動、供給網の問題などが挙げられます。
これらの要因は、一朝一夕に解決するものではありません。
特に、気候変動の影響や、世界的な経済の動きは、短期間で大きく変わるものではないですよね。
だから、少なくとも近い将来に物価が急激に安定するとは考えにくいです。
でも、経済はサイクルがあって、上がり続けることも、下がり続けることもありません。
今、物価上昇の波に乗っているかもしれませんが、そのうちに安定する時期が来るはずです。
問題は、その「そのうち」がいつかということ。経済学者たちも、正確な時期を予測するのは難しいと言っています。
では、私たちにできることは何かというと、まずはこの状況がしばらく続くという心構えを持つことです。
そして、賢く節約したり、投資などで収入源を増やしたりすることも重要です。
物価上昇に対する最良の対策は、自分自身の経済的な基盤を強化することですからね。
結局のところ、物価上昇が「いつまで続くか」は誰にも予測できませんが、準備はできます。
経済の動きに注意を払いつつ、賢い消費者であり続けることが、この不確実な時代を生き抜くカギになるでしょう。
経済の波は予測できないかもしれませんが、その波に乗りこなすスキルは、確実に身につけることが重要だと思います。
物価上昇がもたらす生活の苦しさ
物価上昇が私たちの生活に与える影響は広範にわたりますが、特に「5大支出」―住居、食費、教育、保険、老後―の増加は生活を一層苦しくさせます。
これらの支出がどのように物価上昇と関連しているのか、そしてそれが私たちの日常生活にどのような具体的な影響をもたらしているのかを少し詳しくみていきましょう。
物価上昇の住宅費への影響
では物価上昇が住宅費にどのように影響しているか、確認していきましょう。
家賃の上昇(賃貸の場合)
物価上昇の最も直接的な影響は、家賃の上昇です。
物価が上がると、不動産オーナーは運営コストの増加をカバーするために家賃を上げることが多くなります。
これにより、同じ賃貸住宅に住み続ける場合でも、住居費が年々高くなる可能性があります。
物件価格の上昇(住宅購入の場合)
物価上昇は建設材料や労働コストにも影響を及ぼします。
その結果、新築住宅やリノベーションの費用が上がり、これが最終的な販売価格に反映されることがあります。
そのため、土地や建物の価格も上昇する傾向があります。
特に人気のある地域や都市部では、需要が高いため、価格の上昇率がさらに大きくなることがあります。
物価上昇に伴い、同じ予算でも購入できる家のサイズや条件が以前よりも悪くなる可能性もあります
住宅ローンの利息率変動(住宅購入の場合)
経済全体の物価上昇は、金融政策に影響を与えることがあります。
インフレ抑制を目的とした中央銀行の政策変更により、住宅ローンの金利が上昇することがあります。
金利が上がると、住宅ローンの返済総額が増加し、借入れコストが高くなります。
では、住宅費は賃貸と購入どちらがいいのでしょうか?
賃貸の場合:
40歳の時に、毎月家賃が10万円の部屋に住んでいるとします。
それで、90歳になるまでの50年間で、全部でいくら払うことになるか計算してみます。
毎年の家賃上昇を考慮せずに計算すると、40歳から90歳までの50年間で賃貸に住み続けた場合、約6000万円の家賃を支払うことになります。
これは、毎月10万円の家賃が一切上がらないと仮定した場合の合計金額です。
住宅ローンの場合:
今度は、5000万円の家を買うとします。
でも、全部自分で払うのではなく、4400万円は銀行から借りて、35年かけて少しずつ返していきます。
銀行はお金を貸してくれる代わりに、少し利息を取ります。この例では、年間の利息が0.5%として計算します。
月々の返済額は約114,218円を35年間払います。
全部払い終わると、家はあなたのものになります。
どちらがいいかは、人によります。
賃貸は自由がききますが、ずっと家賃を払い続ける必要があります。
住宅ローンは最初は大変かもしれませんが、払い終われば自分の家が手に入ります。
大事なのは、将来を考えて、自分にとって何が一番いい選択かを考えることですね。
教育費の負担増と将来への投資
子どもの教育は、多くの家庭にとって最も重要な投資の一つです。
しかし、物価上昇は教育費の増加をもたらし、家計に大きな負担をかけています。
物価が上がるごとに、学校の授業料だって、塾の費用だって、どんどん高くなってきています。
ここでは大学の授業料についてピックアップします。
大学の授業料
物価上昇の影響を受けて、大学の授業料も全般的に増加傾向にあります。
これらの増加は、家計に大きな負担をもたらし、教育費の計画にも影響を与えています。
教育費の増加に対処するためには、早期からの計画的な貯蓄や、補助金・奨学金の活用などが重要になります。
さらに学部別(文系、理系、医系)での授業料の平均の例です。
大学の種類 | 学部 | 平均授業料(年間/万円) |
公立大学 | 文系 | 60 |
公立大学 | 理系 | 70 |
公立大学 | 医系 | 80 |
私立大学 | 文系 | 120 |
私立大学 | 理系 | 130 |
私立大学 | 医系 | 250 |
老後資金の不安増大
老後の生活資金は、物価上昇を背景にして、より一層の不安材料となっています。
年金だけでは不十分となる場合が多く、老後資金の計画には、より多くの貯蓄や投資が必要になります。
いかにして安定した老後を迎えるか、長期的な視野での計画が求められています。
今の30代の皆さんが老後を迎える頃には、平均寿命ももっと伸びている可能性が高いです。
日本の平均寿命はすでに世界トップクラスで、男女ともに80歳を超えています。
これからさらに医療が進歩すれば、90歳やそれ以上生きるのも珍しくない時代が来るかもしれません。
でも、長生きするってことは、その分、老後資金もたっぷり必要ってことです。
例えば、老後に35万円で余裕を持って暮らしたい場合の計算をしてみましょう。
月に35万円で生活するとしたら、1年ではいくら必要になるのか、1年で必要な金額は、35万円を12ヶ月で掛け算すると420万円になります。
この金額を、65歳で退職して90歳まで生きるとしたら、25年間でいくら必要か計算してみましょう。
420万円×25年=10500万円!!
つまり、65歳から90歳までの25年間で、約1億500万円が必要になるという計算になります。
では、どうすればいいかというと、やっぱり計画的にお金を貯めたり、賢く投資したりすることが大切なのです。
ただ貯金箱に小銭を入れるだけじゃなく、資産運用で増やしていく戦略が必要です。
物価上昇の時代に安心して暮らすためには、やっぱり「準備」です。
今からしっかりと計画を立て、行動に移していくことが、安定した老後への第一歩です。
未来の自分にありがとうと言われるように、頑張りましょう!
長期的視点で考える幸せな生活設計
みなさん、将来お金が必要になるけど、どうやって準備したらいいか考えたことありますか?
老後の問題については、過去の記事も参考にしてみてください。
年金を30年後に多くもらうには何歳からもらうかが重要だった!?70歳や75歳へ繰り下げて年金はいくらもらえるのか?損益分岐点はどこなのか!?
将来の不安を解消する資産形成
たとえば、老後に1億円が必要だとしましょう。
でも、すでに1000万円を貯めているとします。残りの9000万円はどうするのか?
投資で資産を増やすしかないのです
例えば、9000万円を貯金で貯めようとしたら、貯金目標 ÷ 毎月の貯金額 = 貯金にかかる月数で計算してみましょう
月に10万円貯金するとして(無理がありそうですが)
9000万円 ÷ 10万円/月 = 900ヶ月
それでも、約900ヶ月、75年かかります!(この計算では利子や投資収益などを考慮していません)
75年も待てないですよね・・・
なので、貯蓄がある程度たまってきたら、次はそのお金を増やしていくことを考えましょう。
株式や投資信託など、いろいろな投資の方法がありますが、ポイントは「分散投資」。
全部のお金を一つの投資に注ぎ込むのではなく、リスクを分散させることで、損失のリスクを減らすことができます。
さて、では毎年どれくらいお金を投資に回せば、目標の1億円に到達できるか考えてみましょう。
今回の話では、毎年5%の利益があるとします。
それで、30年間投資を続けると、どうなるかを計算します。
- 将来必要な総額:1億円(老後資金として)
- 現在の運用額(元手):1000万円
- 投資期間:30年
- 年利(利回り):5%
結果
将来の不足分を賄うために、毎年約854,629円(月額71219円)を30年間、年利5%で運用する必要があります。
この運用により、65歳から90歳までの25年間で約1億円の老後資金を形成することが目指せます。
そんなに、元手がないよ・・という方もいるかもしれません。
元手500万円の場合も記載しておきます。
投資期間 | 月額投資額(元手が500万円の場合) | 月額投資額(元手が1000万円の場合) |
35年 | 66,818円 | 41,371円 |
40年 | 44,702円 | 20,420円 |
45年 | 28,739円 | 5,296円 |
そんなに1億円もいらないよ・・という方もいるかもしれません。
目標額5000万円の場合も記載しておきます。
投資期間 | 月額投資額(元手が500万円の場合) | 月額投資額(元手が1000万円の場合) |
35年 | 66,818円 | 41,371円 |
40年 | 44,702円 | 20,420円 |
45年 | 28,739円 | 5,296円 |
この表から、長い期間で投資を行うほど、月額で必要な投資額が少なくなることがわかります。
また、現在の貯蓄額が多いほど、同じ目標額を達成するためには少ない投資額で済むことも見て取れます。
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物価上昇の原因を理解し、それに対処することで、生活苦からの脱却は可能です。節約とお得な情報を駆使し、賢い家計管理を行うことで、30代~50代の男性もFIREを実現し、遊びのような毎日を過ごすことができます。この記事が提供するアイデアと戦略が、読者の皆様にとって幸せな人生への一助となれば幸いです。